弊社バナナキッズは、4月16日の緊急事態宣言を受け、翌日の4月17日から全クラスを休講とさせていただきました。予定では、4月17日〜5月6日までの休講中にオンラインレッスンの準備を始めました。その間、ほとんどのスタッフを在宅勤務にし、スタッフ同志でテストを行い、4月27日には保護者の方にもテストをしていただき、5月4日からオンラインレッスンを開始する運びとなりました。

初めての試みとなったオンラインレッスンは、もちろん一人一人を細かく見てあげるという点では難しい面もありますが、以外と普段よりも集中できている子ども達も見られました。週末には、もう一度復習してもらえるよう、その週の全クラスのレッスンを別に収録して、見ていただけるようにしました。その動画は、「テレビにつないで、家族全員で見ています。」という声もあり、スタッフ一同やりがいを感じています。

多分、私達スタッフも子ども達もそして保護者の方々も「オンラインクラス?」「対面式ではないから質が下がるのでは?」「子どもが落ち着いて参加できるかしら?」と不安が大きかったと思います。しかし、やってみると「以外と楽しい」「思っていたよりも楽しい」という反応があり、少し安心しているところです。もちろん対面で行うレッスンより出来ることが限られるという難しさにも直面しています。

今回、緊急時の対応策としての方法を見つけることができたことは、本当に良かったです。しかし、120名くらいの生徒達は何かしらの理由でオンラインレッスンを受けることが出来ていません。全生徒がオンラインレッスンに参加が出来ない状況があるのも事実です。まだまだ考える必要があることはたくさんあります。

ただ、全てを一度に解決することは、難しいことですが、状況に応じて、考えて、「試みる!」ということを今日のことで学んだように思います。